昔からの民家が建ち並び、田畑が点在し、その間を細い路地や水路が交差する…和歌山市東部の田園風景を見渡せる小高い丘のような場所が敷地です。
建築主は畳職人。すぐとなりの倉庫を工房としていて、この住宅はその工房と職住一体の空間となるよう設計されました。
畳工房や周辺環境になじむ外観としています。
畳工房はすぐ裏手に。家族はいつもすぐそばです。
ダイニングキッチン。美しい緑の景色や光が入り込みます。
自然環境との調和、職住一体を叶えた家
冬野の平屋
2019 きのくに建築賞 佳作
photo by 今西浩文